仕事として鍵屋になる


鍵屋に依頼することといえば、まずは引越しの時に鍵の付け換えです。賃貸ですと、マスターキーを返却しますが、合鍵を作った場合は返却してくださいとはいいますが、実際に合鍵を作ったかはわかりませんので、任意ということになります。気になさらない人もいますので、鍵の交換を依頼しない人もいますが、以前の人が他の人に合鍵を渡していて引っ越したことを知らずに入ってきてしまうということを経験されて、鍵屋に鍵の交換を入居後に依頼される人もいます。鍵の交換位自分で出来ると、賃貸物件にもかかわらず鍵屋に依頼しないで交換する人もいます。マスターキーは基本3本あり、入居者には2本、不動産屋が1本保管していることがほとんどです。ですので、不動産屋は鍵屋と提携しており、交換の際に、自動的に1本を入手します。なので、入居者が何もいわずに交換すると契約違反になることが多いので注意しましょう。例えば鍵を失くしてしまったとか、泥棒に入られたなどの理由で鍵を交換したいときは不動産に連絡すると、提携している鍵屋が交換に来るという具合です。金額に納得がいかないなどの理由で自分で依頼した鍵屋に頼みたい時は話し合いが必要です。こんなことは稀ですが、鍵屋の料金に上乗せして不動産屋が高い料金を請求していることもあるので、そんなときは指定の鍵屋でしか交換できないでしょう。家の鍵を失くしたときに、鍵屋に頼めば必ず開けるというものでもありません。その家の住人か確認できる身分証を求めますし、時には警察官が立会いの元でないと鍵を開けないこともあります。鍵屋という職業は有る意味、利用されてしまう恐れがあるので、防犯設備士の資格をとることが好ましいです。この資格を取るときは警察の審査があります。自分を守るためにも、お客様から信頼してもらうためにも、この資格は必要だと考えます。鍵屋は、会社のロッカーの合鍵を作って欲しいとか、最近では大切な人にプレゼントする合鍵にデコレーションをして欲しいなど、身近なご要望を受けたりもします。